その1、 スキー購入
2004年のとある秋の一日、朝日連峰の天狗小屋で、休憩中に出会った男の一言で私の山スキーは始まる。
彼曰く、「雪国に住んでて冬に何もやらないのはもったいない」
最近の冬は、熊のように冬眠するのがあたりまえになっていた。中年になる前は、いわゆるスキーブームの時代、ヘボなりにゲレンデへ足繁く通い、25mプール一杯ぐらいのビールは消費したであろうか。 人並みに楽しい思い出はいっぱいある。冬はスキーオンリー、ほとんど毎日滑ったシーズンもある。けれどもある日を境に、あれほど好きだったスキーが、何故か突然嫌になった。自分でも確たる理由は思い当たらない、とにかく楽しくなくなったのだ。
あれから十数年経った。色々考えたのだが、今だに判らない。
一年に一度くらいは、春のおだやかな日に鳥海へと向かい、重いアルペンスキーとブーツを背負い、大量の汗とビールを消費していた。それはそれで楽しかった。
スキー本来の目的とは何だろう。斜面を滑り降りること、雪原を楽に移動すること、etc
それに付加価値がつく。
頭で考えても判らない事はやってみるしかない。個人のレベルでは目的なんて気にせず、自己中心的に楽しもうと思う。山に登る人それぞれにそれぞれの想いがあるように。
と言うわけで近所の道具屋へ向かった。でも、何を基準にどんなものを選ぶかなんて全然判らないから他力本願、全て店任せで買ったのが以下の品物である。
スキーとビンディング スキーはブリザードTCエレメンツ ビンディングはディアミールフリーライド 重さは片方2.5s位になる。 |
兼用靴 LOWA ストラクチュラ ライト 重さ片側だけで1.68kg |
シール、モンベルのナイロンコンビ スキーアイゼンもついでに揃えた。 |
一昔前のスキーブームの頃から見ればかなり安くなったのだろうが、貧乏人には辛い出費であった。宝の持ち腐れとならぬようにしたいと切に思う。
それにしても、カービングスキーとは何ぞや。長さも168pとは???中年にはこれで十分だと店員氏はのたまわったが、自慢じゃないが小生、小学五年の時に180pの板を履いていたのだ。いささか自尊心が傷ついた。いくら山で扱うにしろ子供のオモチャじゃないんだよね??
若かりし頃は2mの板を履いてたのになあ・・・
と言う考え自体が時代遅れだと店員氏に笑われた。
まあ、やってみるさ・・・